どうぞ！黒：すごい！黒：さあ、このように、お美しい方は、もう、世界で最も有名なダンサーでいらっしゃいますが、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団のプリマ…、プリマバレリーナとご紹介していいんでしょうか。 ラファエレ・モラさんとおっしゃいます。 ラファエレ・モラ：サンキュー。 黒：それから、あちらが、日本の方なんですけども、本当に、初めて日本人としてお入りになった、名取寛人さんでいらっしゃいます。 ラファエレとおっしゃってください。
ラ：ポイントシューズをするという事で、ジャンプがやりやすいんですよね。 黒：寛人さんは、器械体操…、さっき伺ったように、器械体操をやろうと思ってらしたんだけど、まあ、お入りになって。 名：やっぱり、彼の場合は、基本が、すごく出来てたタイプだったので、すごくナチュラルにポイって、その場で履けたタイプなんですが、僕、あの、バレエを始めたのが、すごく…、遅かったので、すごく、立つのに苦労したタイプの方で…。
黒：だけど、皆さん、本当に技術のある方がおやりになるので、観てる方では、本当に、その、いわゆるクラシックバレエを拝見しているような気にもなるんですよね。 クラシックバレエを楽しんでいただきたいわけですから、ちゃんとした技術がなければいけません。 『瀕死の白鳥』っていうのは、本当に、もう…、なんと言いますかしらね、もう、死ぬんですから、とても可哀想なんですけども。 ラ：トロカデロの名物なんですけれども、我々は、悲劇も、やはり、コメディーの中に込めたいんですね。
そして、また、せっかくですから、お顔を取っていただきたいと言って、でも、私がメーキャップをすると、それから、カツラを被りますとね、本当に、母そっくりなんで、ビックリしました。 トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団がいらっしゃいまして、日本でおやりになるの、大阪を皮切りに、９月の１４日からでございます。