黒柳徹子：この写真は、天才子役といわれた今日のお客様、そして、お美しいお母様とのお写真でございます。 松島トモ子さん、今日のお客様です。 黒：今日のお客様は、芸歴６５年でいらっしゃいます。 お若いんですけど、３歳からやってらっしゃる、天才子役で。 もう、ひと頃はどの雑誌、どの雑誌、全部表紙が、この方だった時代がございました。 松島トモ子さん、今日のお客様です。
それで、石井漠先生の奥様とそれで、軽井沢まで母が運転していったって。 母がここに、カンガルーのようなポケットを作って、松：なんにもないから。 で、まあ、体が弱かったので、石井漠さんのところにバレエをという事で、松：その時から、ライオンに縁があったんですね。 えっと、私がニュース映画でバレエを踊ってるところを、京都で阪東妻三郎さんって、時代劇の大スターなんでしょ。
黒：お母様、今でも、この間まで運転してらしたんですってね。 お母様はまだ出来たんでしょ？本当は。 もう、母は自信たっぷりで、日野原先生も、聖路加の。 今日、お母様いらっしゃってる。 お母様、どうぞ、こちらにいらしてください。 黒：松島トモ子さんのお母様に、突然ですけど、ちょっと入っていただきました。 いつもね、お母様ね、ＮＨＫに昔から、トモ子ちゃんと一緒にいらっしゃる時に、いつもお会いしてたんで。 黒：普通は、お母様がなくて、娘があるっていう事が多いけど。 志：会社員、普通の、三井物産の社員…。
黒：何しろ、お母様は、志奈枝さんは、トモ子ちゃんを６５年間、芸能界でね、面倒見てらして、何から何までね、面倒見てて。 松：心配ばっかりかけておりますので、黒：松島トモ子さんのお母様の志奈枝さんは、９２歳という事でいらっしゃいますが、どんな風に働いてらっしゃるかって、ちょっとＶＴＲで撮らせていただいたので、本当、短いものですけど、ちょっとご覧ください。
なんか、母がね、長い間、父とおしゃべりしてるんで、本当に若い時、お別れになって、そのまんま、本当に半年くらいで別れてしまったんだけど、一生再婚なさらないで、そのまま、ずっとお父様の事を思い、お父様も、この写真を胸に秘めたまんま、そこにいらっしゃったっていう事で。 本当に想像出来ないですよね、私たちには、その時のお母様の気持ちがね。