都房で働くウォラという奴婢がスボプ和尚のいらっしゃるフンワンサで暮らせるようになることです。 ハハハ!実に珍しい望みだな。 ハハハ!なんともこれは驚きですな。 しかも望みがそれだけとは!ハハハハ!よかろう!奴婢の1人くらいは容易に動かせる。 ウォラは以前のように和尚様が面倒をみてやればいいですしムサンにも未来が開けました。 ハハハハハハ。 そう思いませんか?ハハハハハハ!言葉を慎んでください将軍。 ハハハハハハハ!違うと言っておる。 もう屋号はつけたか?ハハハ…兄上がつけてください。
何なの?ソンイ様は本当に何でもないんですか?何のこと?キム・ジュンのことです。 キム・ジュンがあのような望みを言ってもういい!いずれにせよキョックはもう終わったことだ。 お前は最初からウォラのために戦ったな?あの者はソンイ様のおかげで恵まれた条件で戦えましたな。 お前は最初からあの娘のためにキョックに出ると決めあの娘のために私を利用しただけだ。 おっしゃるとおり私がキョックに出たのは自分が奴婢などと思ったことがない子です。
ソンイ様へのご恩は一生忘れません。 それはいったいどういうことですか?ウォラがフンワンサには行かないと申していたのですか?そうなの。 私が思うにウォラはあの者を慕っている。 でもウォラは行かないと言い張る。 どういうことかわかったでしょ?ウォラはキム・ジュンという者と離れるのがイヤなの。 ウォラ。 なぁウォラあっあの…私に時間をくれないかな?薬をすぐ持っていかなければ…。 ウォラ本気なんだ。 我々兄弟には互いに言うべきことがある。 弟は今私に最後通達をしたいのだ。