世界最強と謳われた蒙古軍を相手にコリョは民族を挙げて徹底抗戦を繰り広げる時代に翻弄されながらもキム・ジュンへの愛を追い求めるそしてテグで出会った閤下がお考えになったとおり我々のためにあるような場所でした。 どのような面で?民族の始祖タングンが祭祀を執り行ったチャムソンダンがキンポとナムギョンそしてケギョンとは海と川で遮られており普通の船ではとても渡れはしません。 遷都ですと!?我々の住むこの都がどのような場所かご存じでしょう?ここを捨ててカンファ島に行くなど話になりません!そうです遷都はなりませぬ。
閤下…ヤビョルチョのキム・セチュンと申します。 おいいいかげんにしろ!我ら官僚が案をまとめて裁可を仰いでこそ王様も命令を下すことができるというもの!会議の場でなぜそう王様を持ち出すのだ?遷都には皆さん賛成ということでよいですな?それはなりません。 賛成です!では皆相違ないか!はい閤下!閤下の命令書だ。 本当か?プッケにいる各城のダルガチをソギョンに呼び寄せるのだ。 お前がプッケで待ち伏せしもしも何かあったときは国境を越えて蒙古に向かうダルガチを阻止してほしい。
我がピョルチョ軍を先に送り基礎工事をしながら国中にお触れを出し人材を集めます。 閤下チョン・アンにございます。 今日は閤下をお連れしたいところがございまして。 ケギョンにいるダルガチはどうなったのだ?相変わらず迎賓館で酒でも食らっておるでしょう。 これまで閤下にお目どおりがかなわず長い間身の細る思いをしておりました。 ケギョンは遷都の準備のために大騒ぎだけどキム・ジュンも忙しいのね。 他のダルガチはカンドンソンでホン・ボグォンと合流しソギョンに入るわけだな。
そこからここソギョンに向かうのでしょう。 なにを?どのみちソギョンでキム・ジュンが殺すのです。 ひとまずソギョンユスが茶を振る舞いできるだけ時間を稼いでくれる。 どうであった?やはりホン・ボグォンはカンドンソンでダルガチらと落ち合いソギョンに向かっています。 しかし兄貴ホン・ボグォンは兵を率いているそうです。 はい兄貴!ソギョンにいるジュンのところに行け。 ここからほど近いカンドンソンを出てソギョン近隣まで来ているそうです。 我々でホン・ボグォンとダルガチを戻って手出しするなと伝えろ!さあ急げ!ですが…。